2010年09月23日
基金訓練 キャリア形成について
今日は祭日です。
今回、基金訓練を始めることになって、「人材育成」といういいテーマが出来て、このブログを書きやすくなりました。
これまでは、起業や経営のことは、マイクロソフト・オフィススペシャリスト検定試験のオデッセイコミュニケーションズのaotenで、
それ以外のことをよかよかブログで、と自分なりに色分けしていました。
そもそもブログをはじめたのは、
オデッセイコミュニケーションズの出張(でばり)社長からじきじきにお声をかけていただいたこと。
出張社長は、丸の内起業塾の恩師に当たる方です。
丸の内起業塾での恩義に加えて、aotenで発信させていただくという機会までいただいているわけで、
どんなに苦しくてもクビになるまでaotenブログは続けようという決意の下、現在に至っている関係で、
その分、よかよかブログは手抜きになっていたのが現状でした。
なので、今回のテーマが出来たことは、私にとってもとてもいい機会です。
さて、前置きが長くなりましたが、今日はキャリアの形成について。
以前、企業の人材育成を手がけていた頃、
講演や研修講師としてお声をかけていただいていたハローワークの所長さんがいらっしゃいました。
企業研修だったり、高校生へのキャリア研修の講演だったりと、その内容は様々。
当時、その方がよくおっしゃっていたのは人材派遣ビジネスの弊害。
その頃までは、正直なところあまり実感としては感じられなかったのですが、
いざ自分が経営者になってみると、そのときの言葉がいきいきとよみがえり、
今更ながらその意味がよくわかるようになりました。
派遣会社に所属していらっしゃる方は時間から時間で仕事をされます。
他方、依頼企業の経営者は派遣社員のことを賞味期限があるスタッフと考えますので、
どうしてもその方のスキルだけを買う、という考え方になってきます。
経営者としては、助かる面も多々あります。
しかし、派遣スタッフの立場に立てば、時間の切り売りで生活するわけですから、
スキルアップは自分でしなければならないことになります。これって、ちょっと大変ですよね。
スキルアップしたいという気持がある方はまだいいのですが、
仕事の時間以外は自分のしたいこと(趣味)のための時間、仕事の延長なんてごめんです、
という気持をお持ちの方がいらっしゃいます。この考え方はNGですね。
派遣という就業形態は、働きやすい反面、キャリアを築きにくいことを自覚して本人が将来に備える必要があります。
しかし、今の若い方がどれだけそのことに気がついていらっしゃるのでしょうか?
気がついていても、先送りにしているのかもしれませんが。
派遣で働くのが悪いとは言いません。個人の自由です。
ですが、OFFの時間を有効に使って、自分の将来に備えてキャリアアップするべきだと思います。
多くの経営者が「派遣経験者の採用に消極的」なのは、まさにこの点なのです。
派遣社員経験がある人を直接雇用しても、派遣時代と同じように時間から時間での仕事ならば、
その人の将来に責任を負う必要のない派遣社員としての雇用のほうが経営者としてははるかに楽ですからね。
経営者としては仮にその人の出番がなくなったとしても、なんとか人生に責任を持ちたいからこそ、
働く人は柔軟性と従順さを持ち、常に向上心を持って欲しいと思うのです。
さて、基金訓練からは少し話題がずれましたが、
キャリアアップするために努力するのは、まさに自分の将来への投資であって、
会社のためではないということが今回のポイントです。
そして日ごろからスキルアップの意欲を持って、長期的トレンドでキャリアを形成すれば、
時間はかかってもきっと周りは評価してくれるでしょう。
がんばりましょう、という表現は、最近はあまりよくないらしいので、あきらめないで、といいましょう。
今回、基金訓練を始めることになって、「人材育成」といういいテーマが出来て、このブログを書きやすくなりました。
これまでは、起業や経営のことは、マイクロソフト・オフィススペシャリスト検定試験のオデッセイコミュニケーションズのaotenで、
それ以外のことをよかよかブログで、と自分なりに色分けしていました。
そもそもブログをはじめたのは、
オデッセイコミュニケーションズの出張(でばり)社長からじきじきにお声をかけていただいたこと。
出張社長は、丸の内起業塾の恩師に当たる方です。
丸の内起業塾での恩義に加えて、aotenで発信させていただくという機会までいただいているわけで、
どんなに苦しくてもクビになるまでaotenブログは続けようという決意の下、現在に至っている関係で、
その分、よかよかブログは手抜きになっていたのが現状でした。
なので、今回のテーマが出来たことは、私にとってもとてもいい機会です。
さて、前置きが長くなりましたが、今日はキャリアの形成について。
以前、企業の人材育成を手がけていた頃、
講演や研修講師としてお声をかけていただいていたハローワークの所長さんがいらっしゃいました。
企業研修だったり、高校生へのキャリア研修の講演だったりと、その内容は様々。
当時、その方がよくおっしゃっていたのは人材派遣ビジネスの弊害。
その頃までは、正直なところあまり実感としては感じられなかったのですが、
いざ自分が経営者になってみると、そのときの言葉がいきいきとよみがえり、
今更ながらその意味がよくわかるようになりました。
派遣会社に所属していらっしゃる方は時間から時間で仕事をされます。
他方、依頼企業の経営者は派遣社員のことを賞味期限があるスタッフと考えますので、
どうしてもその方のスキルだけを買う、という考え方になってきます。
経営者としては、助かる面も多々あります。
しかし、派遣スタッフの立場に立てば、時間の切り売りで生活するわけですから、
スキルアップは自分でしなければならないことになります。これって、ちょっと大変ですよね。
スキルアップしたいという気持がある方はまだいいのですが、
仕事の時間以外は自分のしたいこと(趣味)のための時間、仕事の延長なんてごめんです、
という気持をお持ちの方がいらっしゃいます。この考え方はNGですね。
派遣という就業形態は、働きやすい反面、キャリアを築きにくいことを自覚して本人が将来に備える必要があります。
しかし、今の若い方がどれだけそのことに気がついていらっしゃるのでしょうか?
気がついていても、先送りにしているのかもしれませんが。
派遣で働くのが悪いとは言いません。個人の自由です。
ですが、OFFの時間を有効に使って、自分の将来に備えてキャリアアップするべきだと思います。
多くの経営者が「派遣経験者の採用に消極的」なのは、まさにこの点なのです。
派遣社員経験がある人を直接雇用しても、派遣時代と同じように時間から時間での仕事ならば、
その人の将来に責任を負う必要のない派遣社員としての雇用のほうが経営者としてははるかに楽ですからね。
経営者としては仮にその人の出番がなくなったとしても、なんとか人生に責任を持ちたいからこそ、
働く人は柔軟性と従順さを持ち、常に向上心を持って欲しいと思うのです。
さて、基金訓練からは少し話題がずれましたが、
キャリアアップするために努力するのは、まさに自分の将来への投資であって、
会社のためではないということが今回のポイントです。
そして日ごろからスキルアップの意欲を持って、長期的トレンドでキャリアを形成すれば、
時間はかかってもきっと周りは評価してくれるでしょう。
がんばりましょう、という表現は、最近はあまりよくないらしいので、あきらめないで、といいましょう。
Posted by 三浦織江 at 15:15│Comments(0)
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